調理師 過去問
令和4年度
問17 (栄養学 問1)
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調理師試験 令和4年度 問17(栄養学 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
- たんぱく質
- 脂質
- 糖質
- 無機質(ミネラル)
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調理師試験 令和4年度 問17(栄養学 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
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この過去問の解説 (3件)
01
人体の構成成分の成人男女の平均的な割合は水分が60~70%、たんぱく質15~20%、脂質13~20%、無機質5~6%、糖質1%程度です。
たんぱく質は体を構成する成分の15~20%を占めています。
脂質は体を構成する成分の13~20%を占めています。
糖質は体を構成する成分の1%です。
無機質(ミネラル)は体を構成する成分の5~6%です。
人体の構成成分は水分が6~7割、脂質とたんぱく質が3割を占めています。
1日に摂取する食事中成分との比較を図り、なるべく不足しやすい成分を摂取するように心がけましょう。
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02
糖質は、食事においては含まれる割合が最も大きい成分にあたりますが、逆に、人体にはわずかにしか含まれていないという点がポイントです。
人体を構成する成分は以下の通りです。(個人差もあります。)
水分…約60%
脂質…約16%
たんぱく質…約16%
無機質…約5%
糖質…約1%
一方、糖質は重要なエネルギー源であり、食事からはエネルギーの約60%を糖質から摂取しています。
たんぱく質は、水分の次に人体に多く含まれている成分であり「食事と比べて人体には少ない成分」とはいえません。
たんぱく質は人体に約16%含まれます。また、食事からはエネルギーに対して13~20%の割合で摂取するすることが推奨されています。
脂質もたんぱく質同様に、人体に多く含まれている成分なので「食事と比べて人体には少ない成分」とはいえません。
脂質は人体に約16%含まれます。また、食事からはエネルギーに対して20~30%の割合で摂取するすることが推奨されています。
糖質は、含まれる割合(%)が食事と比べて人体には少ない成分にあたるので、正解です。
糖質は人体に約1%しか含まれていませんが、食事ではエネルギーの約60%を占めています。
無機質(ミネラル)は人体に約5%と微量しか含まれていませんが、食事から摂取する量も微量なので「食事と比べて人体には少ない成分」とはいえません。
糖質は、食事成分の中で最も割合の大きな栄養素にあたりますが、人体の多くを占めるのは水分、たんぱく質、脂質であり、人体には糖質がほとんど含まれていないことを覚えておきましょう。
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03
たんぱく質、脂質、糖質、無機質はビタミンを加えて5大栄養素と呼び、それぞれが体において重要な役割を果たしています。
×
一日に必要なたんぱく質は、18歳~49歳は摂取エネルギーの13%~20%、50歳~64歳は摂取エネルギーの14~20%、65歳以上は摂取エネルギーの15~20%が理想となります。
また人体の構成要素のうち約15%がたんぱく質と表すことができます。
従って×です。
×
3大栄養素の1つ、脂質は「糖質」と同じく体を動かすための多くのエネルギー源となる栄養素です。脂質の理想的な摂取量は、総エネルギーの20%~25%、成人では、1日40~60g程度が目安です。
人体の構成要素は脂質が約12~20%と表すことができ、この設問の答えは×です。
〇
糖質の摂取量の目安は男女ともに日本人のエネルギー必要量の50~65%です。
人体の1.0%以下を占めるのが糖質です。
従って〇です。
×
無機質(ミネラル)とは私たちの体をつくる主な元素以外のすべての元素のことをさします。
多量ミネラルがナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リンです。
微量ミネラルが鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンです。
人体を構成するミネラルの割合は約4%です。ミネラルを多く含む代表的な食品の一例として、モロヘイヤに含まれるカルシウムの含有量を見てみると
モロヘイヤ(100gあたり) 260㎎
です。多く含む食材でも0.026程度です。
従って一日に摂取するミネラルの量はごくわずか、人体の構成成分のミネラルより一日に摂取するミネラルの方が少なくなり答えは×です。
分子レベルで考えた場合、人体の構成要素は水分(約60%)、たんぱく質(約15%)、
脂質(約12から20%まで)と表すことができ、残りがミネラルと糖質で構成されます。
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