調理師 過去問
令和6年度
問58 (食文化概論 問2)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

調理師試験 令和6年度 問58(食文化概論 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

食品ロスに関する記述で、(   )に入る語句の組み合わせとして、正しいものを一つ選びなさい。
『日本での食品ロスは、飢餓に苦しむ人々に向けた世界援助量の約( A )倍に相当し、国民一人あたりに換算すると「( B )1杯に近い量の食べ物」が毎日捨てられている計算になる。』
  • A:1.1 ――― B:コップ
  • A:1.2 ――― B:茶碗
  • A:1.3 ――― B:どんぶり
  • A:1.4 ――― B:サラダボウル

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解は、「1.2 ――― B:茶碗」です。

 

 


 

選択肢2. A:1.2 ――― B:茶碗

正解です。

 

日本の食品ロス量は約523万トンで、国民一人当たりで換算すると、茶碗一杯分食品を捨てている計算になります。

参考になった数45

02

正解は、日本での食品ロスは、飢餓に苦しむ人々に向けた世界援助量の約1.2倍に相当し、国民一人あたりに換算すると「茶碗1杯に近い量の食べ物」が毎日捨てられている計算になる。となります。

 

この問題は、"国民 1 人当たりに換算すると茶碗1杯分の量の食べ物”がポイントです。

 

ただし、食品ロスの現状は変動していますので、その年によっても量は異なります。テキストや最新のデータもチェックしておきましょう。

選択肢1. A:1.1 ――― B:コップ

「A.1.2 ―B:茶碗」の組み合わせが正しいので、こちらの選択肢は誤りです。

選択肢2. A:1.2 ――― B:茶碗

そのとおり、日本での食品ロスは、飢餓に苦しむ人々に向けた世界援助量の約1.2倍に相当し、国民一人あたりに換算すると「茶碗1杯に近い量の食べ物」が毎日捨てられている計算になっています。

選択肢3. A:1.3 ――― B:どんぶり

「A.1.2 ―B:茶碗」の組み合わせが正しいので、こちらの選択肢は誤りです。

選択肢4. A:1.4 ――― B:サラダボウル

「A.1.2 ―B:茶碗」の組み合わせが正しいので、こちらの選択肢は誤りです。

まとめ

日本の食品ロスの量は、世界援助量を上回る量となっており、その半分家庭から出ています。

また、その原因は食べ残し、可食部の過剰除去、直接廃棄とされています。

 

その点は調理師試験問題でもたびたび取り上げられていますが、社会的問題となっていますので、しっかりと理解しておきたいです。

 

参考になった数19

03

『A:1.2 ――― B:茶碗』が正解です。

日本の食品ロスは、世界の食料援助量と比べて約1.2倍とよく説明され、1人あたりに直すと毎日茶碗1杯に近い量が捨てられていると表されます。

選択肢1. A:1.1 ――― B:コップ

この選択肢は不正解です。

世界の食料援助量との比は1.2倍とよく説明されています。

ですので1.1倍だと小さすぎます。

さらに、日々の量のたとえとしてコップでは少なく、一般的でもありません。

選択肢2. A:1.2 ――― B:茶碗

この選択肢が正解です。

日本の食品ロスの説明として定着している表現です。

約1.2倍、そして1人あたり茶碗1杯相当というたとえがセットで用いられます。

選択肢3. A:1.3 ――― B:どんぶり

この選択肢は不正解です。

1.3倍では大きく、ズレがあります。

日々の量のたとえもどんぶりだと茶碗1杯より多く、一般的な説明から外れます。

選択肢4. A:1.4 ――― B:サラダボウル

この選択肢は不正解です。

1.4倍は過大です。

サラダボウルという表現も量が多く、通常の説明では使われません。

まとめ

食品ロスの説明では、規模感を伝えるために「世界の食料援助量の約1.2倍」、身近な感覚で伝えるために「1人あたり毎日、茶碗1杯分」という表現がよく用いられます。

数値やたとえは覚えやすく、他の似た数字や容器表現(コップ・どんぶり・サラダボウル)に置き換えると意味合いが変わってしまう点に注意してください。

参考になった数0